こんばんは。横浜・大倉山の編み物教室ニットスタジオ104の武田敦子です
今年1年、
教室に通ってくださった生徒さん、
ブログを読んでくださった読者さん、
どうもありがとうございました
今年1年の私の編物ライフを振り返ってみると・・・
一番強く印象に残っているのは、
11月の第二回「ニッティングデイズin清里」でお聞きした、小瀬千枝先生のお言葉でした
「ニッティングデイズin清里」では通常のワークショップの他に、1日目の夜には参加者の自己紹介、2日目の夜には各講師(アヌ&アヌさん、風工房さん、小瀬千枝さん)からのお話がありました。
小瀬千枝先生からのお話に次のような一節がありました
「私は編み物編集者に会う度に、
『若い新しいデザイナーを使い捨てにしないで、育てていってね』
と話しをしています」
「ニッティングデイズin清里」の参加者には、編み物愛好者を中心に、編物講師・編み物作家・毛糸も扱うお店のオーナー・毛糸会社企画担当者などなど色々な立場の人が居ました。そこでこういう話をなさるという事は、単に「私は若いデザイナーを応援しています」というだけでなく、そのお話を聞いている私たちに「あなた達も、(人を才能を品物を)使い捨てにしないで」とおっしゃっているように、私は深読みしてしまいました
毛糸も、デザインも、本も、お店も、
ネットの普及で編物の世界が広がり、なんでも豊富になった今の時代
もちろん、少しでも安いものを、少しでも素敵なものを、少しでも便利なものを選ぶ権利はあります。ただそうして、王様のような消費者ばかりになるのが、本当に豊かなことなのだろうか?
「ニッティングデイズin清里」から時間が経てば経つほど、小瀬千枝先生の言葉が心に刺さってきます
↑小瀬千枝先生の講習作品。作り目がポイントだったのですが、やり方を理解するのでいっぱいいっぱいだったので、手加減が緩すぎたやり直さなっきゃ!
そして、個人的なことになりますが・・・
2017年は2月に母が、4月に父が亡くなり、10月には自分が入院手術と、
正直に言って、なかなかしんどい1年でした
また、2018年も術後の補助化学療法が続くなど、まだまだ波乱含みです
教室のスケジュールが変更になって、生徒さんには大変申し訳なかったのですが、
編み物が身近にあって良かったと思った一年でもありました
いつも編み物!
2018年もよろしくお願いいたします
Enjoy Knitting and Crocheting!
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