2014.11.29 Saturday
「自慢できる手編みニットだね!」って、誉められちゃいました
現在、HP「ニットスタジオ104へようこそ」の更新ができない状態です。編物教室「ニットスタジオ104」に関する最新情報は、こちらのブログでご案内いたします。どうぞ、よろしくお願いいたします。
12月のニットスタジオ104編物教室は、下記のスケジュールで開催いたします。
<火曜午後クラス> 2・9・16日(23日は天皇誕生日でお休みいたします)
<水曜午前クラス><水曜午後クラス> 3・10・17・24日
<木曜午前クラス> 4・11・18・25日
なお、火曜午後クラスは祝日に重なりレッスンが3回になってしまいます。
ご都合がつけば12月中に他のクラスに不足分を振替出席お願いいたします
一年中編物は楽しめますが、やはり秋冬シーズンの方がお手製のニットで、教室に来て下さる生徒さんが増えます。今週の水曜午前クラスでは4名様も! 編んだものを実際に使っていてくださるのを拝見できるのは、教室をやっている立場として、とても嬉しい事です
しかも、なんと・・・・
「自慢できる手編みニットだねって、誉められちゃいました」ですって!!!
そして、誉めてくださったのは、かつてDCブランドのニットデザイナーとして活躍し、『毛糸だま』(日本ヴォーグ社)や『毛糸使いきりニット』(文化出版局)等でも手編みニットをデザインしている、あのIさんですって。凄〜い、素敵♪って、生徒さんたちと大騒ぎしちゃいました。誰に褒めてもらっても、もちろん嬉しいけれど、アパレルのハンドニットも手づくりを楽しむためのハンドニットも、両方熟知している方の誉めていただけると、クオリティも認めてもらったと思えて、更に嬉しいですね。羨ましい〜
誉められたのは、水曜午前クラスのYさんが編んだ、こちらのニット
使用糸:アラホスロピー・レットロピー
デザイン:
編み図:『アイスランドウールで編む ロピーセーターとモダンニット』(グラフィック社)に掲載
『アイスランドウールで編む ロピーセーターとモダンニット』(グラフィック社)
↑アマゾンにリンクしています。画像4点が見れます
この本に出ている「ranga」というニットを、ポケットを付けるなどYさん流にアレンジ。ポケットがあると、この写真を撮った時のようにポーズが決まるなど、着こなしにアクセントがついて素敵♪
この作品には、編物教室的に説明したいポイントが沢山あります。
まずは、「ranga」 は英語では「reverse」にあたる言葉という事で、もしかして丸ヨーク部分で編込模様の「裏」側を使っていると思われるかもしれませんが、そうではなく、編込み模様の一部に「裏目」を使っている、いわゆる「ボーヒュース・スティックニング」です。
そして、この毛糸(アラホスロピー・レットロピー)は、シェットランドヤーンと同じように、編込み模様を輪に編んで後て切り開く「スティーク」ができます! シェットランドヤーン以外ではやっているのを初めて聞いたので、念のためスワッチを切って確認してから、作品で使いました。これは、はさみで編地を切ってもすぐにはぽろぽろ解けない、からみやすい毛糸だからできること。他の毛糸でやる場合は、絶対に試してからやってくださいね!
最後に、この作品では、同じ素材・同じ色で太さだけが違う、二つの糸(アラホスロピー・レットロピー)を組み合わせて使っています。裾・袖口・衿だけ、太いアラホスロピーを使い、その他の部分は細いほうのレットロピーを使っています。この組み合わせのおかげで、ある程度長さのある縁編み(ゴム編み系)が、ストンとしていて、しかもしっかりしている(ペラペラしていない)というシルエットになりました。
普通は、裾などの縁編みにも同じ毛糸を使います。そうすると(3センチ位までの短めな長さの場合には良いのですが)ある程度縁編み丈を長くすると、(目数や棒針の号数で調整しても)きゅっと裾すぼまりシルエットになるか、裾がぺらっとしたシルエットになりがち・・・今回のYさんのニットのようなシルエットにはなかなかなりません 絶対に無理!とは言いませんが、ストライクゾーンが狭いと言うか、色々試行錯誤して試してみないと、出来ないと思います。
既製品ニットだったら、もともと細い毛糸を引き揃えて編んでいるものが多いから、「全体は6本取りで編んで、縁は8本取り・・」みたいなことが簡単にできます。手編み毛糸では、同じ素材・同じ色で太さが違う毛糸を売っていること自体が、とても少ないです。ウール100%の国産毛糸だと・・・パピーのクイーンアニーとプリンセスアニー、ニュー4プライと3プライは、同じ素材の姉妹商品のような名前の付け方だけれど、私が編んだ実感でいえば、ちょっと素材感が違う(あくまでも個人の感想です)。もしかしたら、ハマナカのエクシードウールFL(合太)とエクシードウールL(並太)ならいけるかな?こちらなら、私の実感としては同じ素材(品質)な気がします。どうかな?
長くなりましたので、他の方の誉められニットは後日ご紹介します♪ お楽しみに
*******************
ニットスタジオ104(HP)
東京東横線・大倉山駅より徒歩10分
<火曜午後クラス> 満員
<水曜午前クラス> 満員
<水曜午後クラス> 満員
<木曜午前クラス> Thank you! 満員になりました
お問合せ・ご見学申込みは、こちらから
******************
JUGEMテーマ:編み物
12月のニットスタジオ104編物教室は、下記のスケジュールで開催いたします。
<火曜午後クラス> 2・9・16日(23日は天皇誕生日でお休みいたします)
<水曜午前クラス><水曜午後クラス> 3・10・17・24日
<木曜午前クラス> 4・11・18・25日
なお、火曜午後クラスは祝日に重なりレッスンが3回になってしまいます。
ご都合がつけば12月中に他のクラスに不足分を振替出席お願いいたします
一年中編物は楽しめますが、やはり秋冬シーズンの方がお手製のニットで、教室に来て下さる生徒さんが増えます。今週の水曜午前クラスでは4名様も! 編んだものを実際に使っていてくださるのを拝見できるのは、教室をやっている立場として、とても嬉しい事です
しかも、なんと・・・・
「自慢できる手編みニットだねって、誉められちゃいました」ですって!!!
そして、誉めてくださったのは、かつてDCブランドのニットデザイナーとして活躍し、『毛糸だま』(日本ヴォーグ社)や『毛糸使いきりニット』(文化出版局)等でも手編みニットをデザインしている、あのIさんですって。凄〜い、素敵♪って、生徒さんたちと大騒ぎしちゃいました。誰に褒めてもらっても、もちろん嬉しいけれど、アパレルのハンドニットも手づくりを楽しむためのハンドニットも、両方熟知している方の誉めていただけると、クオリティも認めてもらったと思えて、更に嬉しいですね。羨ましい〜
誉められたのは、水曜午前クラスのYさんが編んだ、こちらのニット
使用糸:アラホスロピー・レットロピー
デザイン:
編み図:『アイスランドウールで編む ロピーセーターとモダンニット』(グラフィック社)に掲載
『アイスランドウールで編む ロピーセーターとモダンニット』(グラフィック社)
↑アマゾンにリンクしています。画像4点が見れます
この本に出ている「ranga」というニットを、ポケットを付けるなどYさん流にアレンジ。ポケットがあると、この写真を撮った時のようにポーズが決まるなど、着こなしにアクセントがついて素敵♪
この作品には、編物教室的に説明したいポイントが沢山あります。
まずは、「ranga」 は英語では「reverse」にあたる言葉という事で、もしかして丸ヨーク部分で編込模様の「裏」側を使っていると思われるかもしれませんが、そうではなく、編込み模様の一部に「裏目」を使っている、いわゆる「ボーヒュース・スティックニング」です。
そして、この毛糸(アラホスロピー・レットロピー)は、シェットランドヤーンと同じように、編込み模様を輪に編んで後て切り開く「スティーク」ができます! シェットランドヤーン以外ではやっているのを初めて聞いたので、念のためスワッチを切って確認してから、作品で使いました。これは、はさみで編地を切ってもすぐにはぽろぽろ解けない、からみやすい毛糸だからできること。他の毛糸でやる場合は、絶対に試してからやってくださいね!
最後に、この作品では、同じ素材・同じ色で太さだけが違う、二つの糸(アラホスロピー・レットロピー)を組み合わせて使っています。裾・袖口・衿だけ、太いアラホスロピーを使い、その他の部分は細いほうのレットロピーを使っています。この組み合わせのおかげで、ある程度長さのある縁編み(ゴム編み系)が、ストンとしていて、しかもしっかりしている(ペラペラしていない)というシルエットになりました。
普通は、裾などの縁編みにも同じ毛糸を使います。そうすると(3センチ位までの短めな長さの場合には良いのですが)ある程度縁編み丈を長くすると、(目数や棒針の号数で調整しても)きゅっと裾すぼまりシルエットになるか、裾がぺらっとしたシルエットになりがち・・・今回のYさんのニットのようなシルエットにはなかなかなりません 絶対に無理!とは言いませんが、ストライクゾーンが狭いと言うか、色々試行錯誤して試してみないと、出来ないと思います。
既製品ニットだったら、もともと細い毛糸を引き揃えて編んでいるものが多いから、「全体は6本取りで編んで、縁は8本取り・・」みたいなことが簡単にできます。手編み毛糸では、同じ素材・同じ色で太さが違う毛糸を売っていること自体が、とても少ないです。ウール100%の国産毛糸だと・・・パピーのクイーンアニーとプリンセスアニー、ニュー4プライと3プライは、同じ素材の姉妹商品のような名前の付け方だけれど、私が編んだ実感でいえば、ちょっと素材感が違う(あくまでも個人の感想です)。もしかしたら、ハマナカのエクシードウールFL(合太)とエクシードウールL(並太)ならいけるかな?こちらなら、私の実感としては同じ素材(品質)な気がします。どうかな?
長くなりましたので、他の方の誉められニットは後日ご紹介します♪ お楽しみに
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ニットスタジオ104(HP)
東京東横線・大倉山駅より徒歩10分
<火曜午後クラス> 満員
<水曜午前クラス> 満員
<水曜午後クラス> 満員
<木曜午前クラス> Thank you! 満員になりました
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