2009.09.30 Wednesday
毛糸が少し残ったら・・・
何かを編んだ時、毛糸をピッタリ使い切ることは、
めったにありません
たいていは、少し毛糸が残ります
この残り毛糸をどうするか?
これは、ニッターにとって、永遠の大問題
余談ですが、小さな毛糸屋さんにとっても、
残り毛糸は、大問題です
(この場合の残り毛糸は、売り場に残った毛糸の意味ですが)
毛糸の商売の仕入れの基本は、「袋(たいていは10玉入り)単位」
仕入れただけ、完全に売り切ってしまえばよいのですが、
なかなかそうはいきません
小さな毛糸屋さんに、11玉で編める素敵なセーターの見本が飾られたとして・・・
この見本を気に入って下さったお客様が、
11玉買ってくださると、この時点でお店には9玉+〇袋在庫が残る
このセーターが好評で、もう一着編もう!となって、
11玉追加注文が入ったとしても、
まだ8玉+〇袋残る・・・・・
つまり、こまめに仕入れしても、いつも結構1袋未満の残り糸がでてしまう
毛糸は割りに仕入れ値の高い商品だし、
店頭にある毛糸は「委託」で預かっているのではなく、
仕入れたもののはず
この調子だと、小さなお店だと、なかなか利益が出ません
ここで、もし「10玉で編める素敵なセーター」の見本が、
そのお店に飾られていたとしたら・・・
1袋(10玉)仕入れると、
その作品を気に入って下さったお客様が10玉買ってくださる
もう一着!との追加注文が入ると、
更に1袋(10玉)仕入れて、その10玉を全部買ってくださる
これなら、小さなお店でも当然利益が出ます♪
そうなると、毛糸屋さんにとっての良い見本作品は、
素敵な作品であるだけではなく、
10玉で編めるとか、その半分の5玉で編めるとかの、
仕入れの単位との関係もよくなくっちゃいけない
仕事で見本作品を作って、
あとから「7分袖を、半袖に変えて!」と修正が入ることがあります
これなんかは、デザインの問題というより、
使用量の問題じゃないかな?と思っています
さて、余談が長くなってしまいましたが、
教室の生徒さんも、残り毛糸は気になるよう
ランチョンマットをご家族3人分、色違いで編んだ、
木曜午前クラスのHさん
3色それぞれ、糸が残りました
そこで、Hさんが編んだのが、シュシュ
せっかく3色あるのだから、そのうち2色ずつ使って、
編み方も少しずつ変えて編んでみました
早速、お嬢様が保育園にいくときに使っていらっしゃるとか・・・
シュシュは、少しの毛糸で出来るので、
また、糸が残ったら、編んでみてくださいね♪
お孫様のチュニックを編んだ、木曜午前クラスのSさんは
2玉以上毛糸が残ったので、こちら↓のバッグを
毛糸で編む小物の中で、バッグは、
持ち手をどうする?袋布をどうする?と、
編物以外の要素が入ってきて、そこが難しい
持ち手は、手芸洋品店でカタログから探して注文
袋布は、一度縫ったものの
「その色の布を使うと、毛糸の色が引き立たないよ」
との、ご主人からの優しい指摘で、布を変えて作り直し
苦労の甲斐あって、素敵なバッグになりました
*********************
編物教室 ニットスタジオ104(HP)
東急東横線・大倉山駅より、徒歩10分
★火曜午後クラス
★水曜午前クラス
★水曜午後クラス
★木曜午前クラス
以上4クラス、現在はすべて満員
お問合せ・見学お申し込みは、こちらから
*********************
JUGEMテーマ:編み物
めったにありません
たいていは、少し毛糸が残ります
この残り毛糸をどうするか?
これは、ニッターにとって、永遠の大問題
余談ですが、小さな毛糸屋さんにとっても、
残り毛糸は、大問題です
(この場合の残り毛糸は、売り場に残った毛糸の意味ですが)
毛糸の商売の仕入れの基本は、「袋(たいていは10玉入り)単位」
仕入れただけ、完全に売り切ってしまえばよいのですが、
なかなかそうはいきません
小さな毛糸屋さんに、11玉で編める素敵なセーターの見本が飾られたとして・・・
この見本を気に入って下さったお客様が、
11玉買ってくださると、この時点でお店には9玉+〇袋在庫が残る
このセーターが好評で、もう一着編もう!となって、
11玉追加注文が入ったとしても、
まだ8玉+〇袋残る・・・・・
つまり、こまめに仕入れしても、いつも結構1袋未満の残り糸がでてしまう
毛糸は割りに仕入れ値の高い商品だし、
店頭にある毛糸は「委託」で預かっているのではなく、
仕入れたもののはず
この調子だと、小さなお店だと、なかなか利益が出ません
ここで、もし「10玉で編める素敵なセーター」の見本が、
そのお店に飾られていたとしたら・・・
1袋(10玉)仕入れると、
その作品を気に入って下さったお客様が10玉買ってくださる
もう一着!との追加注文が入ると、
更に1袋(10玉)仕入れて、その10玉を全部買ってくださる
これなら、小さなお店でも当然利益が出ます♪
そうなると、毛糸屋さんにとっての良い見本作品は、
素敵な作品であるだけではなく、
10玉で編めるとか、その半分の5玉で編めるとかの、
仕入れの単位との関係もよくなくっちゃいけない
仕事で見本作品を作って、
あとから「7分袖を、半袖に変えて!」と修正が入ることがあります
これなんかは、デザインの問題というより、
使用量の問題じゃないかな?と思っています
さて、余談が長くなってしまいましたが、
教室の生徒さんも、残り毛糸は気になるよう
ランチョンマットをご家族3人分、色違いで編んだ、
木曜午前クラスのHさん
3色それぞれ、糸が残りました
そこで、Hさんが編んだのが、シュシュ
せっかく3色あるのだから、そのうち2色ずつ使って、
編み方も少しずつ変えて編んでみました
早速、お嬢様が保育園にいくときに使っていらっしゃるとか・・・
シュシュは、少しの毛糸で出来るので、
また、糸が残ったら、編んでみてくださいね♪
お孫様のチュニックを編んだ、木曜午前クラスのSさんは
2玉以上毛糸が残ったので、こちら↓のバッグを
毛糸で編む小物の中で、バッグは、
持ち手をどうする?袋布をどうする?と、
編物以外の要素が入ってきて、そこが難しい
持ち手は、手芸洋品店でカタログから探して注文
袋布は、一度縫ったものの
「その色の布を使うと、毛糸の色が引き立たないよ」
との、ご主人からの優しい指摘で、布を変えて作り直し
苦労の甲斐あって、素敵なバッグになりました
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編物教室 ニットスタジオ104(HP)
東急東横線・大倉山駅より、徒歩10分
★火曜午後クラス
★水曜午前クラス
★水曜午後クラス
★木曜午前クラス
以上4クラス、現在はすべて満員
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